
◆パ・リーグ 西武6―7楽天=延長10回=(30日・ベルーナドーム)
楽天はドラフト1位・荘司康誠投手が5回、107球を投げ7安打2失点の粘投を見せたが、救援陣がリードを守り切れず初勝利ならず。延長10回に西川遥輝外野手が決勝の適時二塁打を放ちケリをつけた。
石井一久監督は「遥輝は準備をしっかりと昨日のうちからしてくれていた」と称賛した。
打線は0―0の2回に小郷が今季1号3ランを放つなど一挙4点。4―2となった3回には鈴木大が2試合連発となる2号2ランで追加点を奪い、ルーキーを援護した。
7回には西口が2点差に詰め寄られると、徐々に流れは西武に傾いた。6―4の9回に松井裕がマウンドへ。1死から中村に左前打を許すと、続くマキノンの三ゴロで「併殺→試合終了」と誰もが予想したが、村林の送球を小深田が捕球ミスする失策。一転して1死一、三塁のピンチとなった。
呉は空振り三振に仕留めたが、代打・栗山に中前打を許し、同点とされた。初白星が消えた荘司はベンチで口を開けてぼう然と見つめることしかできなかった。
石井監督は「一生懸命やった結果、勝ちがつかなかったんで。誰一人荘司の勝利を願っていない人はいなかったと思う」とねぎらった。