
ソフトバンク・和田毅投手(42)が25日、ペイペイD内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3500万円増となる年俸2億円の単年契約でサインした。40代の2年連続昇給は、41歳シーズンの2011年から3年連続の谷繁元信(中日)以来となる珍記録。2億円突破も18年の4億円以来6年ぶりで「本当にありがたいですし、その分責任も感じます」とほほ笑んだ。
日米通算21年目の今季は球団最年長白星を挙げるなど、21試合で8勝6敗、防御率3・24。左腕ではチーム最多勝で、通算2000投球回も達成した。43歳で開幕する来季も開幕ローテ入りが内定しているが「本来は(若手の台頭で)和田選手はもう大丈夫ですよというのが普通」と球団の未来に警鐘を鳴らした。
「育成選手はプロ野球選手じゃないと自分は思ってるので。メジャーの世界ではメジャーに上がらないと同じユニホームは着られない。(育成選手も)ホークスのチーム名を背負ってプレーできるのがぜいたくなことだなと。それをしっかり認識して日々を過ごしているのかなと疑問に思うことがたくさんあります」
育成から千賀、甲斐らを輩出した頃は今のような緩い雰囲気はなかったと当時を知る人は言う。和田もその一人。激しい競争を望んでいる。(中村 晃大)