
ソフトバンク・小久保裕紀新監督(52)が7日、球団初の世界一に輝いた米大リーグのレンジャーズをヒントに、V奪回を目指すことを誓った。
6日夜に、レンジャーズ傘下マイナーでコーチ経験を積み復帰した倉野1軍投手コーチらと4時間近くの会食。指揮官が共感したのは、弱小球団を立て直し、就任1年目でワールドシリーズ制覇に導いたボウチー監督の手腕だった。「厳しいということです。主力のわがままを許さないというところからスタートした。だから変わる」と、うなずいた。倉野コーチも「監督が代わるだけでこんなに変わるんだなと思った。年俸30億円の選手が一塁まで全力疾走する。当たり前のことをきっちりやるということ」と力説した。
野手が宮崎、投手が筑後と分離で行われている秋季キャンプで、精力的に動き回る新指揮官。「4軍まで関わるスタッフを含めて同じところを目指す。自分ファーストはいらない」。規律を徹底し、V奪回に向けた準備を着々と整えていく。(加藤 博之)