
西武は30日、帝京大とスポーツ医科学サポートに関するパートナーシップを締結。帝京大、スポーツクリニック事業などを手がけるアスリートメッド社と協力し、24年春にベルーナドーム向かいに「ライオンズ整形外科クリニック」を開業することを発表した。
プロ野球球団による整形外科クリニックの開業は初の試みで、院長は帝京大スポーツ医科学センターから派遣される西武のチームドクターが兼任。選手の治療のみならず、アスリート、地域住民の診察なども行う。
この日、埼玉・所沢市の球団事務所で開かれた発表記者会見で西武・後藤高志オーナーは「選手が検査、治療、リハビリを一気通貫してできる体制を球場近くに設置し、高度の医療サービスを地域にお住まいの皆さまにも提供してまいります」と述べ、松井監督は「非常に心強く感じています。(クリニックが)近くにあるということは1年間戦っていく中で、ケガをしても早期に診断に入れてリハビリに入れる。選手にとっても大きいと感じています」と語った。
また、球団ではこの春から球団本部チーム統括部内に「ハイパフォーマンスグループ」を新設。トレーナー、管理栄養士など1軍、2軍に分かれていたメディカル・コンディショニング部門を一元化することで、けがの予防、早期回復、パフォーマンス向上のための環境を整備。1人だったチームドクターを6人に、2人だった理学療法士を4人に増強。帝京大から派遣される専門家によって選手をサポートしていく。