
ソフトバンク・王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(82)が17日、今季を総括した。マジック1から連敗し、最終戦で史上初の同率でのV逸を味わったが「結果的には納得いかない部分があるだろうけど、若い人にはいい経験になったんじゃないかな」と振り返った。
藤本監督就任1年目。コロナ禍に加えて故障者続出の中、柳町、野村勇ら20代前半から中盤の選手が成長を見せた。世代交代が進んだ一方で、CSでもオリックスに敗退。来季に向け「今年の経験を生かして、たくましくなってもらってね。オリックスが喜んでいる姿を見て、勝たないとダメだということを感じてくれただろうし。勝負の世界の勝ちと負けの差の大きさを感じただろうね」と説いた。
24日からは秋季練習が開始。今季はアドバイザーの肩書きが加わり、現場復帰した王球団会長は「故障のない体をつくらないといけないし、現実に負けているわけだから。もっともっといろんな面で強化しないとダメだね。選手もそれは自分で実感してると思う」と言った。リベンジをかけた戦いは、このオフから始まっている。(中村 晃大)