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2014年07月26日(土) 07:00

2-3と埼玉西武の1点ビハインドで迎えた6回表、マウンドにはBCリーグ信濃から加入した小林宏が上がった。2010年までは千葉ロッテ、2011年、12年と阪神でプレーしたのち、2013年1月にはエンゼルスとマイナー契約、同年3月に解雇されて以降はBCリーグの群馬へ、今年2月からは投手兼任コーチとして信濃でプレーを続けていた小林宏。約3年ぶりとなったNPB復帰登板は古巣・千葉ロッテ打線が相手ということもあり 力が入る場面ではあったが…36歳のベテラン右腕は健在ぶりをアピールするかのようにキレのあるボールを投げ込み、1番加藤を空振り三振、2番鈴木をセンターフライに打ち取る。しかし続く3番井口に四球を与えると、共にチームを低迷期から支えた4番福浦にもフルカウントから四球を与えてしまい二死1・2塁のピンチを招く。それでも最後まで「攻めの投球」を貫いた小林宏は5番ハフマンをショートゴロに打ち取りピンチを脱出!! 1回25球を投げて被安打0、奪三振1、与四球2、失点0という内容、重圧のかかるマウンドで結果を出した!! シーズン後半戦の巻き返しへ…ベテラン右腕・小林宏の「魂の投球」がチームを力強く牽引する。