稲葉監督も期待「メジャー相手にどこまで通用するか」
北海道日本ハムの上沢直之投手が10日、「2018日米野球」に臨む侍ジャパンのメンバーに選出された。2014年11月に台湾で行われた21Uワールドカップ以来、4年ぶりに日の丸を背負うこととなった上沢は、初めてのトップチーム入りに表情を引き締めた。
「侍ジャパンに選出していただいたことを大変光栄に思います。日の丸を背負う誇りを胸に、しっかりと自覚を持って臨みたいです。メジャーリーグのバッターがどのくらいのレベルにあるのかを実際に投げて感じてみたいので、すごく楽しみです。選ばれた一流の選手たちと一緒に戦えることもうれしく思いますし、技術や野球に対する取り組み方や姿勢などを学びたいと思います」とコメントした。
球団の北海道移転15周年の年に背番号「15」を与えられた24歳右腕は今季、期待通りエース級の活躍を見せた。特に前半戦は抜群の安定感を誇り、7月中に自身初の2桁勝利となる10勝をマークした。後半戦は勝ち星に恵まれなかったものの、11勝6敗、防御率はリーグ3位となる3.16の好成...