首位打者・頓宮裕真と移籍1年目の森友哉が優勝の立役者に【オリックス・バファローズ2023:野手編】

2023.12.27(水) 16:59 パ・リーグ インサイト
頓宮裕真選手(左)森友哉選手(中央)紅林弘太郎選手(右)【写真:球団提供】

 2023シーズンのパーソル パ・リーグはオリックス・バファローズが86勝53敗4分、勝率.619の成績で3連覇を果たした。
 オリックスはシーズン序盤から千葉ロッテ、福岡ソフトバンクと上位争いを展開。7月に首位の座をつかむと、8月は今季最長8連勝を含む16勝7敗2分と独走体制に。8月26日に中嶋聡監督の就任後初となる優勝へのマジックナンバー「24」が点灯し、9月20日に満員の本拠地・京セラドーム大阪で3年連続15回目の優勝を決めた。
 今回は2023シーズンの特集として、今回は3連覇の原動力となったオリックス野手陣を回顧する。

チーム打率.250はリーグトップ

 昨季のチーム三冠王である吉田正尚選手がボストン・レッドソックスに移籍し、この穴を埋められるかどうかが、3連覇への鍵となっていた。チーム打撃成績を見ると、打率.250、1194安打、109本塁打、1766塁打、長打率.369、OPS.680は、いずれもリーグトップで昨年より向上している。

 個人タイトルでは頓宮裕真選手が自身初の首位打者を獲得。紅林弘太郎選手はキャリアハイの打率.275をマークし、頓宮選手とともにベストナインに初...

続きを読む

関連選手記事/PLAYER

関連チーム記事/TEAM