パ・リーグ第1号は今井達也 2023年の完封試合を振り返る vol.1

2023.12.15(金) 16:30 パ・リーグ インサイト
埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)パーソル パ・リーグTV

 今季もパ・リーグでは投手の活躍が目立った。特に先発投手の力投が多く見られ、2度ノーヒットノーランが達成されるなど、完封試合の数は17。この記事では、今季球場を沸かせた先発投手の完封勝利を振り返っていく。

今井達也 大宮で見せた気迫の138球

◇埼玉西武対千葉ロッテ 第3回戦(4月13日・県営大宮球場)
 2023シーズンのパ・リーグ完封勝利第1号は、今季背番号を「48」に変更した今井達也投手。初回から真っすぐが冴えわたり、7回まで無安打に抑える。8回表に1死から安田尚憲選手に初安打を浴び、9回表にも1死1、2塁のピンチを招いたが、後続を断って138球2安打無失点で完封勝利。今井投手らしい投球で11三振も奪った。

宮城大弥 制球力が光った完封劇

◇東北楽天対オリックス 第6回戦(5月9日・楽天モバイルパーク宮城)
 序盤の2回裏、3回裏と得点圏に走者を背負った宮城大弥投手。しかし、そのピンチを無失点で切り抜けると、以降は多彩な変化球を操り、8回まで5イニング連続で3者凡退という圧巻の投球を披露する。9回は1死から浅村栄斗選手に安打を浴びたが、後続を危なげなく断って109球4安打6奪三振。四死球はわずか1と制球力が光った。

大関友久 熊本で見せた奪三振ショー

◇福岡ソフトバンク対北海道日本ハム 第6回戦(5月9日・リブワーク...

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