2023年シーズン途中、セ・リーグとパ・リーグ間で計4回、5選手のトレードが成立した。セ・リーグから加入した5選手の紹介と、新天地での活躍を振り返る。
廣岡大志選手は巨人からオリックスに加入した高卒8年目。2021年3月にもトレードで東京ヤクルトから巨人へ移籍しており、今回で2回目となる。内外野を守るユーティリティプレーヤーで、プロ初打席が初本塁打という鮮烈なデビューを飾るなど、パンチ力が魅力の選手だ。
5月24日の東北楽天戦で移籍後初安打を記録すると、28日の埼玉西武戦では平良海馬投手から移籍後初本塁打を放った。シーズン中は一軍定着とまではいかなかったが、内外野で好プレー、高い走塁技術を生かして代走で活躍。そして、10月29日に行われた「SMBC日本シリーズ2023」第2戦では9番・左翼でスタメンに抜てきされ、2安打1打点と結...