福岡ソフトバンクは2021年、2022年のドラフトでそれぞれ14人の育成選手を指名。ドミニカ共和国出身の15歳・オスーナ選手と育成契約を結んだことでも話題になった。2023年以降は「四軍制」を敷くことが発表されており、分厚い選手層の中で若鷹たちがしのぎを削ることになる。その中で、新たな“育成の星”となる選手は現れるのか。昨季活躍を見せたホークスの育成選手を振り返っていく。
まずは、今季5年目を迎える重田倫明投手。昨季はキャンプをA組で迎え、オープン戦も経験した。ファームでは主に中継ぎとしてチーム最多となる44試合に登板し、7勝3敗4セーブ、防御率3.10。二軍での実績は育成投手陣の中でも随一の本格派右腕は、今季こそ支配下登録を勝...