パ・リーグを連覇したオリックスが26年ぶりの日本一を目指し、SMBC日本シリーズ2022で東京ヤクルトと再戦する。パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルで公開されている過去の交流戦の動画を見ながら10月22日(土)の開幕を待とう。
注目の無双由伸VS村神様
まずはオリックスファンも注目するであろう、東京ヤクルト・村上宗隆選手。打率.318、56本塁打、134打点、出塁率.458で三冠王+最高出塁率に輝いた4番打者は、日本生命セ・パ交流戦 2022 でチームとともに自身の調子も上昇。交流戦18試合で打率.351、6本塁打、13打点で大会MVPを獲得した。
対オリックス3試合は本塁打こそ0本だったが、打率.500(10打数5安打)を記録し、カード2戦目では勝ち越し適時打を放っている。
2年連続投手四冠・山本由伸投手と最年少三冠王・村上選手の対戦は言うまでもなく、今シリーズの見どころ。今年の交流戦では対戦がなかったが、昨年の日本シリーズでは7打数1安打4三振と山本投手が村上選手に仕事をさせなかった。
パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルでは、1年以上前の動画にはなってしまうが、2021年5月に行われた交流戦での山本投手VS村上選手の対戦が視聴できる。
燕のシリーズ男は脅威だが、オリックスも負けていない
村上選手の後ろを打つ打者も好調そうだ。東京ヤクルトのオスナ選手がクライマックスシリーズ3試合で2本塁打5打点と大当たり。5月28日の楽天イーグルス対東京ヤクルトの動画は、オスナ選手を含めた燕打線の手強さが凝縮されている。
今季の交流戦は1勝2敗で東京ヤクルトに負け越してしまったオリックスだが、6月7日の試合は6対1で快勝。日本シリーズでの登板も予想される東京ヤクルト・サイスニード投手から11安打6得点を挙げ、投げては山岡泰輔投手が7回6安打8三振3四球1失点で勝利投手に。リリーフでは阿部翔太投手が中村悠平選手、内山壮真選手、オスナ選手から3者連続三振を奪ってみせた。
昨年の日本シリーズは6試合のうち1点差が5試合、2点差が1試合という拮抗した戦いが繰り広げられたが、今年もオリックス投手陣VS東京ヤクルト打線という、最強の盾と最強の矛のぶつかり合いが楽しみなところ。昨年を越える熱戦に...
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