高卒新人の滝澤夏央&阪口樂がプロ初本塁打を放つ!【ウィークリーファーム2022 #24】

2022.8.29(月) 00:01 パ・リーグ インサイト
埼玉西武・滝澤夏央選手、北海道日本ハム・阪口樂選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月22日から8月28日の間、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ10試合、ウエスタン・リーグ3試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップしてお届けする。

イースタン・リーグ

 22日の埼玉西武と千葉ロッテの一戦では、種市篤暉投手が先発。5回を投げ切り、80球2安打1四球5奪三振無失点の内容で勝利投手になった。千葉ロッテは先日の試合から、岩下大輝投手が一軍に復帰。種市投手も、連戦が続くシーズン終盤の貴重な戦力として期待される。

 翌23日には、滝澤夏央選手がうれしいプロ初本塁打を放った。育成2位で入団した高卒新人の滝澤選手は、5月に支配下登録を勝ち取ると、これまで一軍では37試合に出場している。7月15日に新型コロナウイルス陽性判定を受け、現在はファームで調整中。打撃面でも進化を続け、パワーアップした姿を一軍で披露したい。

 さらに同23日の北海道日本ハムと横浜DeNAの試合では、高卒新人の阪口樂選手もプロ初本塁打を記録。フルカウントからの変化球を思い切りフルスイングし、場外まで打球を運んだ。現在ファームでは打率1割台と苦しんでいるものの、これをきっかけに調子を上げていきたい。

ウエスタン・リーグ

 オリックスは齋藤綱記投手が好調。25日の試合で10試合連続無失点を記録。27日の中日戦で失点し、連続試合無失点記録は途絶えるも、ファームでの防御率は1.42と安定した数字を残している。このまま好投を続け、ブルペン陣の一角に食い込みたい。

 打っては元謙太選手が、23日の試合で猛打賞の活躍をみせた。このまま調子をあげ、再び一軍昇格をつかみとりたい。

◇「ウィークリーファーム」過去の記事はこちら
文・谷島弘紀

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