4月24日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と東北楽天の第5回戦は、6対3で埼玉西武が勝利した。
先に試合を動かしたのは埼玉西武。2回裏、1死2塁の場面で呉念庭選手が適時二塁打を放ち先制に成功する。続く山田遥楓選手は「気持ちと執念、高山コーチの教え通りうまく打ち返す事ができました!」と、3試合連続となる適時打で追加点を挙げた。仕上げは柘植世那選手の今季1号2ラン。「(相手先発の)瀧中瞭太投手がHonda鈴鹿時代の先輩なので、絶対打ってやろうと思って打席に入りました」と、自らがリードするエンス投手に援護点をプレゼントした。
一方序盤に4点の援護をもらった先発・エンス投手は、3回表に浅村栄斗選手に適時二塁打を浴びる。その後の1死2、3塁のピンチは抑え最小失点でしのいだが、4回表には辰己涼介選手に一発を浴び、点差は2点に。続く5回表に2四球で1死1、2塁のピンチを招いたところで降板。首位を走る東北楽天打線の反撃を受け、勝ち投手の権利まであと一歩届...