変則日程によって試合数減。それにも関わらずキャリアハイを残した選手たち
昨季は変則日程により、120試合と例年より23試合少なかった。そのため、本塁打、打点、勝利数といった「数」を積み上げる記録は結果を残すのが困難なシーズンであったと言える。しかしそんな中、その「数」においてキャリアハイの成績を残した選手たちもいる。そこで昨季にキャリアハイ且つリーグトップレベルの数字を残した選手をまとめてみた。
打撃成績が向上し”鬼に金棒”。周東佑京が与える「無形の力」とは?
昨季50盗塁を達成した周東佑京選手だったが、実は開幕から1か月以上経過した7月までに記録した盗塁数はわずか「2」個だった。しかし8月に10個盗塁を決めると、そこから3か月連続で2ケタ盗塁をマーク。シーズン「50」盗塁と前人未到の「13試合連続盗塁」など、一躍球界を代表する選手になった。なぜ盗塁数がぐんと増えたのか。その理由は昨季の月別成績から読み取ることができる。