2月27日、高知県春野総合運動場で行われた埼玉西武と千葉ロッテの2021年プロ野球プレシーズンマッチは、3対2で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは初回から埼玉西武の先発・浜屋将太投手の立ち上がりを攻める。1番・藤原恭大選手が初球を完璧にとらえて先頭打者本塁打を放つと、続く岡大海選手も高めに浮いた初球を右翼スタンドに運び、わずか2球で2点を先行した。先発の美馬学投手は初回に安打とミスでピンチを招き1点を失うも、続く2回裏を3者凡退に抑え、2回1失点でマウンドを降りた。
追加点が欲しい千葉ロッテは5回表、埼玉西武の3番手・宮川哲投手に対して藤原選手の二塁打などで1死2、3塁のチャンスをつくると、岡選手の犠飛で3点目を奪う。一方、投手陣は3回から2番手・二木康太投手が2回無失点、3番手の唐川侑己投手が1回を無安打無失点に抑える好...