「3年連続40本塁打」の偉業に挑む山川穂高。過去に達成した8人の業績は?

2020.2.27(木) 19:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
2019年CSの山川選手 撮影:丹羽海凪

2010年以降にパ・リーグで40本塁打以上を記録した本塁打王は、わずかに2人のみ

 現在のパ・リーグにおいて最高のホームランバッターを一人選出するとすれば、埼玉西武の山川穂高選手の名を挙げる人が多いことだろう。山川選手は2018年に47本、2019年に43本と2年続けて40本を超える本塁打を放ち、本塁打王も2年連続で受賞。2010年以降のパ・リーグで40本以上の本塁打を放って本塁打王になったのは2012年の中村剛也選手と、2018年と2019年の山川選手のみ。その長打力は、近年では傑出していると言えるだろう。
 2年連続で40本塁打を超えるというだけでもかなり高いハードルではあるが、3年連続で40本塁打以上を記録した選手となると、70年以上の長さを誇る日本プロ野球の歴史の中でもわずか8人しか存在しない。2020年のパ・リーグにおいて、その記録に対する挑戦権を手にしているのは、山川選手ただ一人となっている。
 さて、過去に3年連続で40本塁打を記録した8人の選手たちと、その活躍ぶりはどのようなものだったのだろうか。今回はその条件に該当する過去の強打者たちの業績を振り返っていくとともに、史上9人目の偉業に挑戦する山川選手の新シーズンの活躍に、あらためて期待を寄せ...

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