誰も踏み入れていないまっさらなマウンドに立ち、試合開始を告げる第1球目を投じる。もちろん、中継ぎやクローザーにもそれぞれの魅力があることは言うまでもないが、先発投手が依然として注目を浴びやすいことは変わらない。今回はパ・リーグ6球団で2019年に先発した投手と、そのなかで最多先発数を誇った投手を挙げ、シーズンを通した各球団の先発事情を考える。
※()内は2019年シーズンの先発登板試合数
埼玉西武ライオンズ/13投手
今井達也(22)高橋光成(21)十亀剣(17)ニール(17)本田圭佑(16)松本航(16)榎田大樹(13)多和田真三郎(12)相内誠(2)郭俊麟(2)佐野泰雄(2)武隈祥太(2)齊藤大将(1)
最多先発:今井達也投手
23試合7勝9敗 135.1回 105奪三振、防...