10月9日(水)より「パーソルCS パ」ファイナルステージが開幕する。ファーストステージを2勝1敗で突破した福岡ソフトバンクを、リーグ王者埼玉西武が迎え撃つ形となった。今回はこのクライマックスシリーズが自身初のポストシーズンの試合になることが予想される埼玉西武の選手を紹介しよう。なお、今季新加入の外国人選手は除外している。
終盤の猛チャージでパ・リーグ連覇を成し遂げた埼玉西武。過去10年で6度のクライマックスシリーズ進出を果たしているが、先発陣にはプロ初の大舞台となる投手も目立つ。まずはドラフト1位ルーキー・松本航投手だ。開幕こそ出遅れたものの、終わってみればチーム3位タイとなる7勝を記録。うち3勝は本拠地・メットライフドームで挙げたものだ。レギュラーシーズンとはまた違った本拠地のマウンドは、ルーキー右腕にさらなる覚醒をもたらすか。
4年目の本田圭佑投手は今季自己最多の16試合に先発し、6勝を挙げた。ただ、そのうちの4勝は千葉ロッテから挙げたものである。プロ4年目にして初めて勝ち取った大舞台への切符を手に、クライマックスシリーズの大舞台で「千葉ロッテキラー」からもう一...