8月2日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの3連戦初戦は、2対0で福岡ソフトバンクが勝利。投打の主軸が活躍し、2位・北海道日本ハムとの首位攻防戦を制した。千賀滉大投手は今季初完封で4年連続2桁勝利を達成。また、育成ドラフト出身選手としては最多タイとなる通算52勝目を挙げ、元巨人・山口鉄也氏の記録に並んだ。
北海道日本ハム・杉浦稔大投手、福岡ソフトバンク・千賀滉大投手の先発で始まった試合は、序盤から投手戦の様相を見せる。杉浦投手が5回を投げて被安打3、5奪三振、無失点の快投を見せると、千賀投手も5回まで被安打1、5奪三振と北海道日本ハム打線に隙を与えず。両チームともスコアボードにゼロを並べ続け、試合は5回を終える。
均衡を破ったのは福岡ソフトバンクだった。6回表、この回から登板した2番手・堀瑞輝投手に対して1死から1番・牧原大成選手が右前打を放つと、代わった3番手・玉井大翔投手から3番・内川聖一選手が四球を選び、2死1,2塁となる。ここで4番・デスパイネ選手がタイムリー。福岡ソフトバンクが貴重な先制点を挙げ、1対0とリー...