オリックスドラ1太田選手は「父の球を打ちたい」 アピール合戦に球団社長「優勝間違いなし」

パ・リーグ インサイト

2018.12.15(土) 17:38

【バファローズ新入団発表会】太田 「スタートを大事にしたい」 2018/12/15
【バファローズ新入団発表会】太田 「スタートを大事にしたい」 2018/12/15

 12月15日、大阪市内のホテルでオリックスの新人選手入団発表記者会見が行われ、大卒・社会人出身を中心とした8人のルーキーが、プロでの抱負、自身のアピールポイントなどを語った。

 父・暁氏が同球団の一軍打撃投手ということでも注目を集めたドラフト1位の太田椋選手は、「3番・ショートという選手を目指して頑張りたい」、「早く一軍へ上がって父の球を打てるように」と決意表明。2位の頓宮裕真選手は、「背番号44はブーマー選手がつけていた背番号なのでユーマーになれるように」と、ユーモアを交えて自身の「目指す選手像」を語った。

 また、ドラフト3位の荒西祐大投手と4位の富山凌雅投手は、すでに家庭を持っているということで「守るものがあるので頑張れる」(荒西投手)、「家族を幸せにできるように。僕が頑張ればチームも勝って家族も幸せになって一石二鳥」(富山投手)と、ひと味違う角度から覚悟を語った。

 そして湊通夫球団社長と西村監督に向けたアピールを促されると、ルーキーたちは物怖じせずに猛烈アピール。ドラフト5位の宜保翔選手は「キャッチャー以外だったらどこでも守れます」、6位の左澤優投手は「1年目からフル回転で投げまくるので使ってください。お願いします」。

 PL学園を経て東洋大学からプロ入りしたドラフト7位・中川圭太選手は「1年目からクリーンナップを打つ気持ちで。チームを勝たせます」、育成1位の漆原大晟投手は、「いついただけるかわからないチャンスへの準備にはこだわりがある。どんな形でも最高のパフォーマンスをする準備を徹底します」と頼もしい言葉を次々と繰り出す。間近でルーキーたちの熱意を感じた湊球団社長は、その堂々とした態度と具体的な目標設定に関心したようで、「優勝間違いなしやな」と満足げだった。

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