先月のドラフト会議で、千葉ロッテは通算2000安打を達成した福浦和也選手以来となる地元・習志野高校出身の古谷拓郎投手を6位で獲得した。

　4日に行われたマスコミ向けの新入団会見で、古谷投手は「1日でも早くマリンスタジアムで福浦さんとプレーできるように頑張ります」と挨拶。そしてここで、永野吉成チーフスカウトが「(古谷投手は)習志野高校出身ですから、小さい頃からマリンスタジアムのライトスタンドで非常に大きな声で応援していたと聞いています。であれば、この声に聞き覚えがあるのではないかと思います。谷保さん」とムチャぶり。

　すると、千葉ロッテの名物ウグイス嬢で、新入団会見の司会を進行した谷保恵美さんが「マリーンズのピッチャー・古谷拓郎～背番号65」と本番さながらのアナウンスを披露。永野チーフスカウトは、「生で(谷保さんの場内アナウンスが)聴けるように頑張ってもらいたいと思います」と古谷投手にエールを送った。

　福浦選手と同じ習志野高出身の古谷投手は「自分と同じ高校でとても尊敬しています。(福浦選手のような)記録を達成するためにも、ケガなく、息の長い野球人生を送れるように自己管理をしっかりやっていきたいと思います」と誓った。