オリックスからFAの西勇輝、阪神入りが決定的に 通算74勝右腕が近く決断へ

Full-Count 橋本健吾

2018.12.6(木) 06:05

国内FA権を行使したオリックス・西勇輝※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
国内FA権を行使したオリックス・西勇輝※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

5度の2桁勝利、通算74勝を誇る右腕が選んだのはセの人気球団

 オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使した西勇輝投手の阪神入りが決定的となった。

「プロ野球選手として自分の評価を知りたい」と野球人として純粋な思いから11月7日にFA権を行使してから約1か月。最後の最後まで悩み抜き、通算74勝右腕が近く決断を下すことになった。日本一の福岡ソフトバンク、そして自身を育ててくれた愛着あるオリックスからも最大級のオファーを受けたが、阪神からの“熱意”が勝ったとみられる。

 熱狂的なファンの多さで知られるセ・リーグの人気球団。結果が出なければ批判を受けることは百も承知。大きなプレッシャーを背負い甲子園のマウンドに立ち、自身初となる優勝を目指すことになる。

 西は2009年ドラフト3位でオリックスに入団。5度の2桁勝利、2012年にはノーヒットノーランを記録するなど通算209試合に登板し74勝65敗、1ホールド1セーブ、防御率3.30を記録。今季は自身初の開幕投手を務めるなど2年ぶりの2桁勝利となる10勝(13敗)をマークしていた。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

記事提供:Full-Count

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