渡辺SDは賛辞惜しまず「最大限の評価をしている」
埼玉西武の源田壮亮内野手は4日、メットライフドームで契約交渉に挑み、年俸8000万円でサインした(金額は推定)。
1年目の昨季に続き、今季も全試合フル出場を記録。ルーキー年の開幕から2年連続フルイニング出場は史上初の快挙となった。「今年もフルで出られたのは、自分の中ですごく大きなこと」と本人が胸を張れば、渡辺久信シニアディレクター兼編成部長も「偉業。最大限の評価をしている」と、賛辞を惜しまなかった。
その華麗かつ堅実な守備でゴールデングラブ賞に選出されたが、「ずっと選ばれていた今宮(健太・福岡ソフトバンク)さんが怪我をしていたこともあり、たまたまチャンスが巡ってきたというのもあった。来年、今宮さんも僕も1年怪我なくプレーして、また獲れれば嬉しい」と、控えめに喜んだ。
球団からも「チームの中心になってきてる」と期待は大きく、本人の責任感も年々高まっている。「来年3年目ですが、年齢的にも年下の選手が少しずつ増えてきている。もっと周りに目を配って、気を配って、雰囲気作りや他の選手のプラスになることができるよう。考えて行動したい」。主力としての自覚たっぷりに、2019シーズンに挑む。
(上岡真里江 / Marie Kamioka)
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