オリックス山本が5倍増の4000万円で一発サイン 32ホールドも「点数は60点です」

Full-Count 橋本健吾

2018.11.30(金) 14:34

契約更改に臨んだオリックス・山本由伸※写真提供:Full-Count(写真:橋本健吾)
契約更改に臨んだオリックス・山本由伸※写真提供:Full-Count(写真:橋本健吾)

今季は54試合に登板し4勝2敗1セーブ、32ホールド、防御率2.89をマーク

 オリックスの山本由伸投手が30日、球団事務所で契約更改に臨み、5倍アップとなる3200万円増の推定4000万円でサインした。年俸800万円からの大幅アップとなり「ありがたいです。お金を使う予定がないので、身の丈に合った生活をしたい」と笑顔を見せた。

 高卒2年目の今季は54試合に登板し4勝2敗1セーブ、32ホールド、防御率2.89の成績をマーク。4月に中継ぎとして1軍に昇格すると150キロの速球とカットボールを武器に打者をねじ伏せ、最終的にはセットアッパーに定着。オールスターにも出場するなど充実したシーズンを過ごした。

 契約更改を終えた山本は「すごくいい場面で投げさせてもらったが、抹消やケガもあった。来シーズンはそれを乗り越えられるようにやっていきたい」と力を込めた。リーグ2位の32ホールドをマークしたが「2番目なので、次は1番になれるように頑張りたい。点数は60点ですね」と自己評価。

 チームは西勇輝投手がFA宣言中、金子千尋投手が自由契約を申し入れるなど今季の先発ローテ2人が抜ける可能性がある。シーズン後には先発転向を直訴している右腕は「先発をしたいと伝えましたが、もっと実力をつけてレベルアップしないといけない。先輩たちに負けないようにやっていきたい」と語った。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

記事提供:Full-Count

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