福岡ソフトバンク釜元豪が現状維持でサイン 工藤公康監督からの宿題に「肉を食ってウエイト」

Full-Count 藤浦一都

2018.11.13(火) 19:38

契約更改に臨んだ福岡ソフトバンク・釜元豪※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
契約更改に臨んだ福岡ソフトバンク・釜元豪※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

来季目標は「1軍で50試合出場すること」

 福岡ソフトバンクの釜元豪外野手が13日、宮崎市内で行われた契約更改で現状維持の推定600万円でサインした。

 釜元は昨年までファームで2年連続の盗塁王を獲得し、次代のスピードスターとして期待されてきた。今季は「バッティングでアピールしないといけない」と、課題とされてきた打撃面に力を注いだ。その結果、打率は.257から.281、本塁打数は2本から8本、打点が27打点から42打点と、いずれも昨年の成績を上回った。それも「打たされないように、自分のスイングにこだわった」結果だと話す。

 「フェニックス・リーグでの打撃の感覚が一番良かったので、タイミングの取り方やスイング軌道を維持して、自分のものにしていきたい」と、この秋のキャンプでも必死にバットを振り続けている。

 盗塁は16にとどまりタイトルを逃したが「(成功の)率が悪くなって自分の中でちょっと自信がなかった時期もあった」と釜元。

 来季の目標は「1軍で50試合出場すること。まずは試合に出ることです」とした。また工藤公康監督からは「春のキャンプまでに85キロにして来い」との宿題を出されたという。釜元は「今から6キロ増やさないといけませんが、肉を食ってウエイトをやって何とか頑張ります」と笑いながら「春のキャンプでも打つ方でしっかりアピールします」と、さらなる打撃向上を目指していく。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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