CSファイナル登板を自信に変えて
13日、福岡ソフトバンクのルーキー・椎野新が宮崎市内で初の契約更改に臨み、現状維持の推定800万円でサインした。
2017年ドラフト4位で入団した椎野は、5月27日の東北楽天戦(ヤフオクドーム)でプロ初登板。2回を投げ被弾を含む2失点とプロの洗礼を受けた。レギュラーシーズンの1軍登板はこの1試合のみに終わったが、2軍戦で13試合、3軍戦で14試合と経験を積み、ポストシーズンには再び1軍昇格。10月19日のクライマックスシリーズ ファイナルステージ第3戦では8回から2イニングで3つの三振を奪った。
初の契約更改で「球団の方から『CSでも投げて戦う能力を見せてもらった。もう一段階飛躍してほしいし、できると信じている』と言っていただきました」と椎野。「来季は開幕から1試合でも多く1軍にいられるように」と、このオフは「ストレートをもう一段階低めに投げること、150キロをコンスタントに超えること」を目標に練習に取り組む。
「CSで投げられたことは自信にもなりましたし、(自分にとって)大事でした」と語るように、いい形でルーキーイヤーを締めくくったことを2年目の飛躍につなげたいところだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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