ここまで4選手がFA権の行使を表明
広島のリーグ3連覇に貢献した丸佳浩外野手が7日、国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。球団は宣言残留も認める方針。丸は今季、打率.306、39本塁打、97打点と活躍しチームをリーグ3連覇に導いた。通算1089試合に出場し打率.280、147本塁打、540打点の成績を残している。
また、オリックスの西勇輝投手もこの日、大阪市内の球団事務所を訪れ、FA権を行使することを表明。球団からは複数年契約の提示を受け残留要請を受けていたが熟考の末、FA宣言を決断した。西は5度の2桁勝利をマークするなど通算209試合に登板し74勝65敗、防御率3.30と安定した成績を残した。
埼玉西武は炭谷銀仁朗捕手が海外フリーエージェント権(FA権)の行使を表明したことを発表した。炭谷はプロ1年目の開幕戦でスタメンデビューを飾るなど長年、埼玉西武の正捕手として活躍し通算1169試合に出場し打率.212、31本塁打、271打点をマークしている。
これまでに埼玉西武の浅村栄斗内野手がFA宣言を明言しており、4選手が残留、移籍を含め各球団と交渉を行うことになる。FA権を行使する選手は5日から土日祝日を除く7日間以内、13日までに権利行使の意志を所属球団に伝え、14日にはコミッショナーがFA宣言選手を公示。翌15日には、全球団との交渉が解禁となる。
(Full-Count編集部)
記事提供: