菊池雄星はヤンキース補強のワイルドカード? 地元紙「まもなくリスト入り」

Full-Count

2018.11.7(水) 10:14

埼玉西武・菊池雄星※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
埼玉西武・菊池雄星※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

先発左腕の補強目指すヤ軍、本命はコービンの声も…

 今オフにもポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す埼玉西武の菊池雄星投手。近日中にも埼玉西武から正式にポスティングされる見込みだが、日本球界屈指の左腕には早くから複数のメジャー球団が獲得興味を示している。ヤンキースの地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版では、今オフに先発左腕を獲得したいヤンキースにとって、菊池は「ワイルドカード的な存在になる」と伝えている。

 ヤンキースはベテラン左腕CC・サバシアと1年800万ドル(約9億700万円)で再契約の見込みだが、先発ローテ上位を任せられる左腕を獲得したい意向。その本命は、ダイヤモンドバックスからフリーエージェント(FA)となったパトリック・コービンだと言われている。だが、今オフのFA市場は左腕が豊富で、コービンの他にもJA・ハップ(ヤンキース)、ダラス・カイケル(アストロズ)、ジオ・ゴンザレス(ブルワーズ)、ウェイド・マイリー(ブルワーズ)、柳賢振(ドジャース)らが名を連ねる。

 記事では、近日中に正式にポスティングされることが予想される菊池について「まもなくリスト入り」するとし、敏腕代理人スコット・ボラス氏のクライアントであることにも言及。「三振を奪える力強い球を数々持つ」菊池は、今季は14勝4敗、防御率3.08の成績で、通算は73勝46敗、防御率2.77であることも伝えている。

 ボラス氏はカイケル、ゴンザレス、柳の代理人も務めるなど、左腕を多く抱えているが、どんな戦略で各投手の契約を勝ち取るかにも注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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