笠原、張本、茶谷は球団は育成契約の意向も、他球団への移籍も可能
2年連続日本一に輝いた福岡ソフトバンクは、日本一決定から一夜明けた4日、福岡市内の球団事務所などで攝津正投手、五十嵐亮太投手、寺原隼人投手、笠原大芽投手、張本優大捕手、茶谷健太内野手、吉村裕基外野手、城所龍磨外野手に来季の契約を結ばない旨を通告した。
この日、球団との話し合いのあとに報道陣に対応した五十嵐、城所はともに現役を続行する意向を表明。今季がプロ21年目だった五十嵐は「まだユニホームを脱ぐわけにはいかない」と語り、城所も「家族と相談して現役を続けられるのであれば、続ける道を探っていきたい」と話した。
また、球団幹部によると、攝津と吉村も現役を続ける意向を示しており、今後は移籍先を探していく。寺原は進路は未定で、進退を含めて、今後、熟考していくという。
笠原、張本、茶谷の3選手に対しては、球団は育成選手として再契約を提示する方針。一方で、選手たちはトライアウトなどを経て他球団へ移籍する選択肢も残されている。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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