CS初スタメンで1号2ラン、守っても右翼への大飛球をジャンプ一番で好捕
リーグ王者の埼玉西武が崖っぷちに立たされた。20日、本拠地で行われた「パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ第4戦。福岡ソフトバンクに2-8で敗れ通算2勝3敗と後がなくなった。しかし、敗戦の中でも攻守に存在感を見せた選手が木村文紀外野手だった。
CS初スタメン出場となったプロ12年目のベテランが輝きを放った。まずはバットで見せる。4点を追う3回無死二塁で迎えた第1打席。福岡ソフトバンク東浜のシンカーを捉えた打球は左中間スタンドに飛び込む1号2ラン。
だが、これだけでは終わらず次はビッグプレーで球場を沸かせた。4回2死一塁の場面で甲斐が放った打球は右翼への大飛球となった。木村は右翼フェンス付近でジャンプ一番で好捕。フェンスにぶつかりながらもボールを死守する超美技で追加点を許さなかった。
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