日本S進出に王手をかけたホークス 第5戦はドラ2高橋礼が先発「飛ばしていく」

Full-Count 福谷佑介

2018.10.20(土) 18:05

福岡ソフトバンク・高橋礼※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
福岡ソフトバンク・高橋礼※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

ファイナルS第2戦で4連続三振を奪うなど好リリーフ

 福岡ソフトバンクのドラフト2位ルーキー高橋礼投手が、勝負の第5戦の先発に抜擢された。ファイナルステージ突破へ王手をかけた20日の第4戦後に予告先発投手として公示された。リリーフとして登板した第2戦で4者連続三振を奪うなど、2回2/3を投げて1失点と好投したことも評価された。第4戦の前にはキャッチボールなどで調整し「何回というよりも、いけるだけ飛ばしていく。四球だけは出さないようにしたい」と語っていた。

 ファイナルステージでは第2戦のミランダ、第3戦の千賀、そして第4戦の東浜と決死の“中4日”ローテを組んだ。第6戦には初戦で先発したバンデンハークがスタンバイするが、第5戦が先発の谷間となっており、そこに2戦目で好リリーフを見せた高橋礼に白羽の矢が立った。

 チームはこの日の第4戦に勝利して3勝2敗とし、ファイナルステージ突破、日本シリーズ進出に王手をかけた。「投手の四死球が大量点に絡んでいるので真ん中でもいいから腕を振って強いボールを投げ込みたい。いけるところまで頑張れば、安心できる後ろの人がいる。最少失点でいけるようにしたい」。運命の第5戦。ドラフト2位ルーキーが突破への命運を託された。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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