連日の大量得点で福岡ソフトバンクが圧勝。2年連続の日本シリーズ進出へ王手

パ・リーグ インサイト

2018.10.20(土) 17:32

福岡ソフトバンクホークス・森唯斗投手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・森唯斗投手(C)PLM

 10月20日、メットライフドームで行われた「パーソル CS パ」ファイナルステージ第4戦は、打線が8得点を挙げ、継投で逃げ切った福岡ソフトバンクが8対2で勝利。シリーズの対戦成績を3勝2敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。

 初回、4番・柳田選手が外角高めのボール球を逆方向に打ち返し、左翼席へ先制2ラン。続く2回表には9番・甲斐選手にも2ランが生まれ、序盤に4点を先取する。

 埼玉西武は3回裏、先頭の外崎選手が二塁打で出塁すると、9番・右翼で先発出場となった木村選手が首脳陣の期待に応える左翼席への2ランで2点差に。両軍合わせて3本の2ランが飛び出した序盤は、4対2で福岡ソフトバンクがリードを握る。

 埼玉西武は今井投手を5回途中で代えて小川投手、6回表は平井投手の継投。対する福岡ソフトバンクも東浜投手を4回で代え、5回裏から武田投手が登板。武田投手は6回に1死2,3塁のピンチを招いたが、2者連続で見逃し三振に切る気迫の投球で無失点に。継投勝負となった試合は、6回を終えて4対2のまま終盤の攻防へ。

 福岡ソフトバンクは7回表、デスパイネ選手の適時内野安打、内川選手の2点適時打などで4点を追加。7回裏は石川投手、8回裏は加治屋投手が抑えると、9回裏は守護神・森投手が締めて試合終了。8対2で福岡ソフトバンクが連勝を飾った。

 勝利した福岡ソフトバンクは打線が連日の爆発で8得点。投手陣も見事なリレーでつないで快勝。2年連続の日本シリーズ進出へ王手をかけた。敗れた埼玉西武は先発した投手陣が計8失点。自慢の打線も活気がなく、木村選手の2ランで挙げた2得点のみ。対戦成績を2勝3敗とされ、瀬戸際まで追い込まれた。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE