「敗れるとプレッシャーが」 試合後の辻勝利発彦監督インタビュー全文

パ・リーグ インサイト

2018.10.18(木) 22:26

埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督(C)PLM

 10月18日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの「パーソル CS パ」ファイナルステージ第2戦。埼玉西武が前日の敗戦のうっ憤を晴らすような13得点の猛攻で快勝。アドバンテージを含めた対戦成績を2勝1敗とした。

 以下は試合後に行われた辻監督のインタビュー全文。

-11安打で13得点というシーズン中も何度か見たような光景の勝利でしたがいかがでしたか。

(辻監督)序盤うちが取ってもすぐに取られて苦しかったんですけど、打線は非常に調子が良いのでよく打ってくれました。

-序盤3回まではどんな展開になるんだろうかとファンもヤキモキしたと思います。

(辻監督)5時間くらい野球しなきゃいけないのかと思いました(笑)

-そんな中でベテランの栗山選手が先制3ランを含む6打点ですね。

(辻監督)一挙に初回にあそこで3ランというのは思いもしなかったんですけど、3点というのは大きかったですね。

-ミス並びで同点にされた後の源田選手の勝ち越し打についてはいかがですか。

(辻監督)あのヒットも非常に大きいです。あそこでつないでからの浅村ですからね。個々に自分の仕事をできたからこれだけ点が取れたと思います。

-4回から多和田投手がしっかりと抑えました。

(辻監督)フラフラしていてどうなるかと。ピッチングコーチもどうするか聞いてきたんですけど、エースにならなきゃいけない投手ですからそういうところを乗り切らないと。良い球はいっていたんですけどやっぱり大事な試合で負けられないこと、長打を警戒しての四球3つですからね。まあ次は大丈夫でしょう。

-シリーズ入ってからヒットがなかった秋山選手にタイムリーがありました。

(辻監督)あれはベンチで予言してました(笑) 右翼線にうまく引っ掛けて打ってくれないかなと話してたら打ってくれました。

-これで2勝1敗と一つ勝ち越しました。

(辻監督)敗れるとプレッシャーがかかってくるんで今日の試合はすごく大事。福岡ソフトバンクも明日良い投手が来ますし。目先の試合を勝っていくしかないので今日勝てたのは大きかったです。

-走者溜めると両チーム怖いですね。

(辻監督)向こうも良い投手ですけど、うちの打線を警戒して四球。10個くらい四死球あるんじゃないですかね。そういうところが大量得点につながるので両チーム反省しなきゃいけないところですね。

-明日に向けて一言お願いします。

(辻監督)今日は終わりましたので。明日は榎田がのらりくらりとしながら打線が援護すれば勝てると思うので。なかなか点は取れないでしょうけど少ないチャンスをものにするっていう集中力を持って頑張っていきたいと思います。

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