1勝1敗に持ち込んだ鷹の連勝か、獅子が突き放すか。先に抜け出すのは果たして

パ・リーグ インサイト

2018.10.18(木) 09:30

福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手(C)PLM

10月18日、メットライフドームで行われる「パーソル CS パ」ファイナルステージ第2戦。17日の初戦は、16安打10得点の大爆発を見せた福岡ソフトバンクが大勝し、1勝のアドバンテージのある埼玉西武に対して五分に持ち込んだ。依然として負けられない戦いが続く短期決戦で、2つ目の白星をつかむのはどちらか。17日の試合を振り返りつつ、この試合の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
埼玉西武→13勝12敗、福岡ソフトバンク→12勝13敗
【「パーソル CS パ」対戦成績】
埼玉西武→1勝1敗、福岡ソフトバンク→1勝1敗
※埼玉西武のアドバンテージ1勝を含む

【埼玉西武】多和田投手 26試合、16勝5敗 172.2回、102奪三振、81失点 防御率3.81
【福岡ソフトバンク】ミランダ投手 8試合、6勝1敗 47.2回、40奪三振、10失点 防御率1.89

埼玉西武の先発は多和田投手だ。最多勝のタイトルを獲得し、自己最高のシーズンを送ったと言える多和田投手だが、今季の対福岡ソフトバンク戦では2試合で防御率10.95と不安定な投球も目立った。この大舞台で、強敵相手に今季の雪辱を果たしたい。対する福岡ソフトバンクの先発はミランダ投手だ。13日の北海道日本ハム戦から中4日の先発となるだけに、疲労の回復度合いが気になるところだが、埼玉西武との前回対戦では7回1失点で白星を挙げている。好相性を生かし、大舞台での底力に期待したい。

埼玉西武打線ではキャプテン・浅村選手に注目だ。17日の試合では、3回に一時は勝ち越しとなる適時打を放って打点王としての実力を存分に発揮した。試合には敗れたものの、4得点を挙げるなど打線は好調であるだけに、主将の一打で勝利を引き寄せたい。福岡ソフトバンク打線では中村晃選手に注目したい。17日の試合で3安打を記録した中村晃選手は、「パーソル CS パ」では打率444とまさに絶好調だ。上位打線と下位打線のつなぎ役として、その打撃でテンポのある攻撃を実現したい。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE