今オフは6球団が新監督を採用へ
大谷翔平投手の所属するエンゼルスは、19年間の長期政権を築いたマイク・ソーシア監督が今季限りで退任し、後任人事を進めている。現時点でメジャー6球団が監督人事を進めているが、ライバルチームの番記者は監督人気格付けでエンゼルスをトップに選出。指揮官を惹きつける理由に、二刀流のスーパースターの名前も挙げている。
現在開催中のプレーオフでは、レッドソックス、アストロズ、ブルワーズ、ドジャースが凌ぎを削っているが、残りの26球団はストーブリーグモードに突入している。
すでにメジャー6球団が監督解任を発表し、後任人事を進めている中、その1つでもあるレンジャーズの地元紙「ダラス・モーニングニュース」のエバン・グラント記者は、自身のツイッターで格付け企画を行った。
「現時点でのチーム魅力度に基づく新監督決定順位を大予想」
指揮を執るのが魅力的な球団から新監督は決まっていくだろうと予測するグラント記者が、6球団を順位付け。その1位には自ら番記者を務めるレンジャーズではなく、エンゼルスを選出した。2位はレンジャーズ、3位はツインズ、4位はブルージェイズ、5位はレッズ、6位はオリオールズとなっている。
この格付けに対し、ファンが「なぜレンジャーズよりエンゼルスが上なのか? トラウトとオオタニが理由か?」と質問を投げかけると、グラント記者は全面的に同意した。
「トラウトとオオタニ。早期立て直しに向けてよりよいポジションにいるだろう。大本命(チャベス)もいるようだ」
今季リーグMVP候補に選出されるマイク・トラウト外野手、そして新人王最有力候補に挙げられる大谷のコンビは、監督候補にとって何よりの魅力だという。
トラウトは今季、メジャー5位の打率.312、同1位の出塁率.460、同3位の長打率.628、同4位タイの39本塁打、79打点をマーク。OPS(出塁率+長打率)1.088もトップだった。
一方、大谷は打率.285、22本塁打、61打点と活躍。右肘靭帯損傷のため、投手としては10試合の登板にとどまったものの、4勝2敗、防御率3.31と結果を残し、4月と9月に月間最優秀新人賞に輝いた。
グラント記者はエンゼルスGM特別補佐から8月に傘下3A監督に就任していたエリック・チャベス氏の内部昇格を予測しているが、メジャー屈指の二枚看板を誇るエンゼルスの監督業は引く手数多と評価していた。
(Full-Count編集部)
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