雌雄を決する「パーソル CS パ」ファーストステージ最終戦。獅子への挑戦権はどちらの手に

パ・リーグ インサイト

2018.10.15(月) 09:30

福岡ソフトバンクホークス・東浜巨投手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・東浜巨投手(C)PLM

10月15日、ヤフオクドームで行われる「パーソル CS パ」ファーストステージ最終戦。14日の第2戦は後がなくなった北海道日本ハムが接戦を制し、勝敗を五分に持ち込んだ。ファイナルステージで、埼玉西武と相対するのはどちらのチームか。両軍にとって重要な一戦の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→12勝13敗、北海道日本ハム→13勝12敗

【「パーソル CS パ」対戦成績】
福岡ソフトバンク→1勝1敗、北海道日本ハム→1勝1敗

【福岡ソフトバンク】東浜投手 17試合、7勝5敗 103回、83奪三振、42失点 防御率3.32
【北海道日本ハム】杉浦投手 3試合、2勝0敗 12.2回、11奪三振、4失点 防御率2.84

福岡ソフトバンクの先発は東浜投手。今季は故障離脱もあり前半戦こそ振るわなかったものの、8月以降は6勝0敗、防御率1点台と圧巻の成績を残した。昨年はCSファイナルステージの初戦に登板して敗戦投手となっているだけに、チームの命運がかかったマウンドでリベンジを果たしたい。

一方、北海道日本ハムの先発・杉浦投手は、東京ヤクルト時代の2015年に大舞台を経験している。一発勝負の緊張感を知る右腕は、チームをファイナルステージの舞台へ導くことができるか。

14日は2得点に終わった福岡ソフトバンク打線だったが、3番に座った中村晃選手はソロを放って気を吐いた。初戦でも猛打賞を記録するなど、この短期決戦で好調を維持しているだけに、この試合でも期待がかかる。対する北海道日本ハムの注目は西川選手だ。初戦、2戦目と1本ずつ安打を放っている西川選手だが、2試合とも四球を選んで複数回の出塁を記録している。今季3度目の盗塁王に輝いた韋駄天が、勝負の一戦でも足で魅せるか。

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