福岡ソフトバンク松田宣浩がCSに向け気合全開! 「とにかく勝つことだけを考える」

Full-Count 藤浦一都

2018.10.12(金) 14:31

福岡ソフトバンク・松田宣浩※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・松田宣浩※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

鷹を得意とする上沢にも「甘い球を一発で打つ」

 福岡ソフトバンクは13日から本拠地で北海道日本ハムとのクライマックスシリーズ・ファーストステージを戦う。10日から始まった全体練習の3日間で常に声を出してチームを牽引したのが松田宣浩内野手だった。

 10日の投内連係練習では、森唯斗投手の牽制球に「おお、いいボール! さすがセーブ王や!」の大声。11日のシート打撃でセンター前にヒットを放つと、あと1本でシーズン持ち越しとなった通算1500安打のセレモニーかのように「MATSUDA 1500HITS」と書かれた段ボール片を頭上に掲げて笑いを誘った。12日の練習では、各打者のヘルメットにクライマックスシリーズのステッカーが貼られ、気持ち的にも戦闘モードに突入だ。

「福岡で調整してきて、身体も心も準備はできた。シーズン143試合とは違って(2度)負ければ終わり。とにかく勝つことだけを考えてやる。チームが勝つために何ができるのかを選手それぞれが考えること。自分なら、まずは声を出していい雰囲気を作ること。(10日夜に)決起集会もやって、もう一度1つになれたからね」

 13年目の松田は、これまで何度も短期決戦を経験してきた。その経験から得たことは「その日の1つ目のプレーを大事にすること」だという。

 9月24日の北海道日本ハム戦では上沢直之投手から28号2ランを放っているが、「さっきもその映像を見てきた。上沢にしても(2戦目の先発が予想される)マルティネスにしても、初めて当たる投手ではないし、資料や映像もあるからしっかりとした準備はできる。いい投手であることは間違いないけど、いかに甘い球を一発で打つかということ」と改めて気合いを入れ直していた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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