10月10日、宮崎・アイビースタジアムで行われた「第15回みやざきフェニックス・リーグ」の埼玉西武対中日は、投打で埼玉西武の主力が結果を出し、「パーソル CS パ」に向けて順調な調整ぶりを見せつけた。
先発した今井投手は、最速148キロの直球にスライダーとチェンジアップを織り交ぜて中日打線を翻弄。5回を投げてパーフェクト、2回から4回にかけては6者連続三振を奪う圧巻の内容だった。
打線は1番・秋山選手、2番・源田選手、3番・浅村選手、4番・山川選手、5番・森選手までは公式戦と変わらないオーダーを組んだが、特に山川選手と森選手の打棒が光った。
0対0の2回裏、先頭の山川選手が安打で出塁すると、続く森選手が右翼席へ先制2ラン。4回裏には山川選手が左翼場外へ豪快にソロアーチを放つ。5回裏には、先頭の熊代選手の2塁打、秋山選手の安打、源田選手の四球などで2死満塁の場面で山川選手は遊撃へ内野安打を放って1点を追加すると、続く森選手も2点適時打で畳みかけ、主軸がしっかり仕事を果たした。
今井投手のあとを受けた2番手・武隈投手は2回を被安打1の無失点に抑えると、本田投手と伊藤投手も3者凡退の好救援。試合は6対0で埼玉西武が快勝した。打線は計10安打を記録し、山川選手が3安打、秋山選手と森選手が2安打と公式戦同様の打棒を発揮している。
埼玉西武は11日、南郷で12:30から福岡ソフトバンクと対戦する。
記事提供: