10月10日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと千葉ロッテの一戦。北海道日本ハムは、試合後に矢野選手の引退セレモニーも予定されているだけに、ベテランを勝利で送り出したいところ。一方、千葉ロッテはここまで3連敗中。本拠地13連敗中の悪い流れを、ビジターで断ち切りたい。それではこの試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→13勝9敗1分、千葉ロッテ→9勝13敗1分
【北海道日本ハム】ロドリゲス投手 8試合、2勝2敗 32.2回、20奪三振、20失点 防御率5.23
【千葉ロッテ】山本投手 プロ初登板
北海道日本ハム先発・ロドリゲス投手は、4試合に登板した9月の防御率が2.79とまずまずの成績。9月28日の前回登板(東北楽天戦)も、6回1失点(自責0)と試合を作っており、10日の試合でも安定した投球を披露したい。対する千葉ロッテはルーキー・山本投手がプロ初登板・初先発。社会人出身の22歳が故郷・北海道で、記念すべき第一歩を踏み出す。
援護したい北海道日本ハム打線では、近藤選手に注目したい。ここまで打率.321を記録しているが、オリックス・吉田正選手からわずかに差をつけられ、打率ランキングではリーグ4位。10日の試合で安打を放ち、自身の順位を押し上げることができるか。対する千葉ロッテ打線では鈴木選手に注目。8日に7試合ぶりのマルチ安打を記録したその打棒で、元気のない打線を勢い付けたい。
記事提供: