10月7日、ZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテと福岡ソフトバンクの一戦。レギュラーシーズン最後の2連戦を迎える福岡ソフトバンクは、13日から始まる「パーソル CS パ」ファーストステージに向けて弾みを付けたい。対する千葉ロッテも、残り少ない本拠地での試合だけに、勝利がほしいところ。この一戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→9勝13敗1分、福岡ソフトバンク→13勝9敗1分
【千葉ロッテ】二木投手 15試合、4勝6敗 96.2回、88奪三振、41失点 防御率3.35
【福岡ソフトバンク】ミランダ投手 7試合、5勝1敗 42.2回、35奪三振、10失点 防御率2.11
千葉ロッテの先発は二木投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では、完投で4勝目を手にした。対戦防御率1.08と相性がいいだけに、2週連続の好投に期待がかかる。福岡ソフトバンクは、ミランダ投手が先発。千葉ロッテとはこの試合が初対戦となる。前回登板では埼玉西武打線を手玉に取り、目前での胴上げを阻止した。初のZOZOマリンスタジアムで、風を味方につけられるか。
千葉ロッテ打線の注目は中村選手だ。東北楽天との2連戦ではいずれもマルチ安打を放ち、1番打者の役割を果たした。今季はここまで38盗塁を記録しており、1位の北海道日本ハム・西川選手とは4個差。自身初のタイトルも視界に捉え、バットと足でチームをけん引する。
福岡ソフトバンク打線では、明石選手に注目したい。6日の埼玉西武戦では、8回裏に代打で今季第1号2ランを放って存在感を放った。得点圏打率は3割を記録し、随所に勝負強さを見せる明石選手。シーズン残り2試合、「パーソル CS パ」に向けて、頼れるバイプレーヤーの活躍に期待がかかる。
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