オリックスの今季最終戦。福良淳一監督、小谷野栄一選手のラストゲームを勝利で飾れるか

パ・リーグ インサイト

2018.10.5(金) 09:30

オリックス・バファローズ 福良淳一監督(C)PLM
オリックス・バファローズ 福良淳一監督(C)PLM

10月5日、京セラドーム大阪で行われるオリックスと福岡ソフトバンクの今季最終戦。オリックスは今季限りでの退任が決まっている福良監督のラストゲームを勝利で飾れるか、そんな一戦の見どころを見ていこう。


【今季対戦成績】
オリックス→9勝15敗、福岡ソフトバンク→15勝9敗

【オリックス】東明投手 6試合、1勝3敗 35.2回、21奪三振、6失点 防御率1.51
【福岡ソフトバンク】千賀投手 21試合、12勝7敗 134回、160奪三振、55失点 防御率3.63

オリックスの先発は東明投手だ。今季は8月12日の初先発以降6試合中3試合でQS(クオリティースタート)を記録しており、さらに全試合で2失点以内と安定した投球を見せている。来季の先発ローテーションに食い込むためにも、持ち味を発揮してさらにアピールを続けたい。対する福岡ソフトバンクは千賀投手が先発。前回登板となった埼玉西武との天王山では、6.2回を投げ、2本塁打、5失点と一発に泣く結果となった。ここまで4試合連続で本塁打を許しているだけに、丁寧な投球を心がけ、「パーソル CS パ」での好投へむけた足がかりにしたい。

オリックス打線からは福田選手に注目。4日の試合ではマルチ安打を記録し、9回裏は先頭打者として内野安打で出塁。吉田正選手のサヨナラ適時打につながる活躍を見せた。5日の試合でも得点に結びつく活躍を期待したい。一方の福岡ソフトバンクはグラシアル選手に注目。4日の試合まで5試合連続無安打と快音が聞かれなかったが、4日の試合では9回表にオリックスの守護神・増井投手から一時は同点となる適時打を放った。4日の適時打が復調のきっかけとなるか。

この試合は、オリックス・福良監督が指揮を執る最後の試合となる。また、試合後には今季限りでの引退を表明している小谷野選手の引退セレモニーも予定されている。オリックスは、福良監督、小谷野選手の花道を飾るにふさわしい勝利を挙げ、笑顔で送り出したい。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE