東北楽天・松井裕樹投手が6回14Kも敗戦。北海道日本ハム・上原健太投手はCSへ、快投で存在感

パ・リーグ インサイト

2018.10.4(木) 21:14

北海道日本ハムファイターズ(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ(C)PLM

10月4日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの今季最終戦は、先制を許したものの、中盤に4点を奪って逆転に成功した北海道日本ハムが勝利。連敗を3で止め、10月初勝利を挙げた。

試合は、1回裏に東北楽天が四球と安打から1死1,3塁の好機を作ると、ウィーラー選手、内田選手の適時打で2点を先制。2度目の先発となる松井投手をアシストする。その松井投手は、いきなりの援護に応えるように、1回2死から3回表まで7者連続三振を奪うなど、圧巻の奪三振ショーを披露。序盤は東北楽天が試合の主導権を握る。

しかし、4回表に北海道日本ハムは安打と四死球などで2死満塁の好機を作ると、9番・太田選手が走者一掃の3点適時三塁打を放ち、一気に逆転に成功。ここまでタイミングの合わなかった東北楽天先発・松井投手をついに捉える。その後は、4回裏に東北楽天が敵失で一時は同点に追い付くが、5回表に近藤選手の犠飛で再び勝ち越し。4対3と北海道日本ハムが1点をリードしたまま終盤の攻防へ進む。

結局、終盤は両チームの投手陣が踏ん張りを見せて得点を許さず、4対3のまま試合終了。北海道日本ハムが連敗を3でストップさせ、東北楽天は3連敗となった。

北海道日本ハム先発・上原投手は今季最長となる7回を3失点で抑え、今季3勝目をマーク。「パーソル CS パ」での先発へ向けた大きなアピールとなった。一方、敗れた東北楽天は先発・松井投手が6回14奪三振と力投を披露したものの、4回、5回の失点が響く形となった。

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