鷹・上林誠知、引退登板の大隣憲司から右前打「本当は初球先頭打者HR狙ってた」

Full-Count 福谷佑介

2018.10.3(水) 22:50

福岡ソフトバンク・上林誠知※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・上林誠知※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

2球目のストレートを弾き返し、真剣勝負で応える

■福岡ソフトバンク 10-2 千葉ロッテ(3日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの上林誠知外野手が、先輩の引退登板に真剣勝負で応えた。3日、本拠地ヤフオクドームでの千葉ロッテ戦。相手の先発は、昨季までのチームメートで、この日引退登板として打者1人限定で先発した大隣憲司投手だった。

 昨季まで同じユニホームを着てプレーした先輩の現役ラスト登板。上林は「真剣にいこうと思っていた」と“ガチンコ”で打ちに行った。初球は137キロのボールとなり、2球目も同じ137キロのストレート。これを弾き返した打球は右前安打となった。

 その後、上林は生還し、先制のホームを踏んだ。結果、これがこの試合の決勝点。大隣は負け投手となった。試合後の通路でバッタリと左腕と遭遇する偶然もあった上林は「本当は初球先頭打者本塁打を狙ってたんですけどね。意識はしましたよ。ライト前か、と、もう少し上がったらなと。寂しいですね。やっぱり他の球団にいってもチームメート感のある人だったので」と話していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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