先発し打者1人に投げた大隣が敗戦投手に
■福岡ソフトバンク 10-2 千葉ロッテ(3日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクが2桁安打の猛攻で圧勝した。3日、本拠地ヤフオクドームで行われた千葉ロッテ戦。初回に千葉ロッテ守備陣の乱れから一気に4点を先制すると、その後も打線が繋がり、次々と加点してリードを広げた。先発のドラフト2位ルーキー高橋礼は左足に打球を当てるアクシデントもあって4回で降板となったが、わずか1安打に抑える好投を見せ、CSに向けて明るい材料となった。
初回、この日が引退登板となった大隣から上林が右前安打を放って出塁。2番手の酒居から明石、中村晃が連続四球を選ぶと、柳田の一ゴロを安田が本塁へ悪送球。2人が生還すると、でスパイネ、グラシアルの内野ゴロでさらに2点を追加。わずか1安打で4点を奪った。
5回には松田と西田に適時打が飛び出して3点を追加。6回にも中村晃、デスパイネがタイムリーを放って2桁得点とした。先発の高橋礼は3回先頭の鈴木に許した内野安打の1安打のみ。打球を左足に当てたこともあり4回で降板し、プロ初勝利とはならなかったが、CSに向けて好材料となる好投だった。
千葉ロッテはいいところなく敗戦した。この日が引退登板となった大隣のあとを受けた酒居が乱調。5安打4四球で6点を失い、5回途中でKO。4番手チェン・グァンユウも3点を失って大敗した。初回先制点につながる走者を出した大隣が敗戦投手となった。
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