福岡ソフトバンクが2桁得点で快勝。大隣憲司投手の最終登板は上林誠知選手に右安打

パ・リーグ インサイト

2018.10.3(水) 21:40

福岡ソフトバンクホークス・高橋礼投手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・高橋礼投手(C)PLM

10月3日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの一戦は、打線が爆発し、一度もリードを許さなかった福岡ソフトバンクが10対2で快勝した。先発の高橋礼投手は4回1安打無失点という結果で、5回から登板した二保投手が今季初勝利をつかんだ。

千葉ロッテの先発は、今季限りで現役を引退する大隣投手。福岡ソフトバンクの先頭・上林選手との1打席対決では右安打を浴びたものの、現役最後のマウンドを笑顔で後にした。その後、大隣投手に代わって酒居投手が2番手として登板するが、制球が定まらず。連続四球で無死満塁のピンチを招くと、味方の失策で2失点。さらに2つの内野ゴロの間に計2点を奪われ、福岡ソフトバンクが初回から4点をリードする展開となった。

初回に援護をもらった福岡ソフトバンク先発・高橋礼投手は、4回まで1安打無失点という好投を披露し、5回からは2番手・二保投手にマウンドを託す。その裏、鷹打線がつながりを見せた。1死から、中村晃選手、柳田選手の連打などで満塁とすると、松田宣選手と西田選手の適時打で3点を追加。7対0と、試合中盤でリードを広げる。

続投した二保投手は6回表に無死満塁のピンチを招くが、気迫の投球を見せて1失点でしのぐと、6回裏にも打線が3点を追加。追い掛ける千葉ロッテは8回表に1点を返すも大差は変わらず、9回表を大竹投手が無失点に抑えて試合終了。福岡ソフトバンクが10対2で勝利を飾った。

勝利した福岡ソフトバンクは、12安打10得点と打線が爆発。4人の投手陣も2失点に抑えた。敗れた千葉ロッテは、投手陣が踏ん張れずに2桁失点。打線も思うように援護できず、大敗を喫した。

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