10月3日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の今季最終戦は、厚みのある打線が力を発揮した埼玉西武が7対3で勝利。浅村選手が球団タイ記録&リーグトップとなる124打点目を挙げ、先発・高橋光投手が8回2失点の力投で約2カ月ぶりの白星を手にした。
初回、中村選手の適時打で埼玉西武に先制された北海道日本ハムだったが、2回裏、杉谷選手が適時二塁打を放ち、すぐさま逆転に成功する。しかし直後の3回表、浅村選手の球団タイ記録となる124打点目を挙げる2ランと、メヒア選手の適時打で埼玉西武が逆転。さらに、4回表にも木村選手に3ランが飛び出し、試合中盤に7対2とリードを広げる。
埼玉西武の先発・高橋光投手は5回までに与四球7と苦しい投球だが、8回を投げ切って失点は2回裏の2点のみ。球数を費やしながらも、試合の主導権は渡さない。
4回までに5点のリードを奪った埼玉西武打線は、5回以降は北海道日本ハムの投手陣の前にチャンスこそ作るものの、あと1本が出ず。9回裏に北海道日本ハムに1点を返されたものの、3回の浅村選手の一発が決勝弾となり、今カード最終戦は埼玉西武が7対3で勝利を収めた。
3連勝の埼玉西武は、先発の高橋光投手が8回142球を投げ8奪三振、7四球、2失点と、粘り強い投球を披露し、8月8日のオリックス戦以来となる今季2勝目を挙げた。敗れた北海道日本ハムは、先発した加藤投手が5回9安打7失点と試合を作れず。打線は1番の杉谷選手と2番の西川選手が計5盗塁を決めたものの、4安打3得点に抑え込まれた。
記事提供: