10月3日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと埼玉西武の今季最終戦。2日の試合では埼玉西武がチーム68イニングスぶりとなる適時打を放ち、1点差で北海道日本ハムを下した。3日、「パーソル CS パ」での対戦も見据えた前哨戦を制するのはどちらなのか。試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→10勝14敗、埼玉西武→14勝10敗
【北海道日本ハム】加藤投手 24試合、5勝7敗 107.1回、75奪三振、54失点 防御率4.28
【埼玉西武】高橋光投手 2試合、1勝1敗 12回、7奪三振、8失点 防御率6.00
北海道日本ハムの先発投手は加藤投手だ。前回登板のオリックス戦では、6回2/3を1失点にまとめたものの、回の途中で降りて相手に反撃の糸口を与えた。今回はできるだけ長い回を投げ、リーグ優勝チームに渡り合いたい。埼玉西武は、高橋光投手が8月15日以来の一軍登板。9月はファームで3試合に先発し、防御率1.50。この安定感を、久しぶりの一軍でも披露することはできるだろうか。
また、「パーソル CS パ」ファイナルステージでの対戦も予想される両チーム。両先発にとっては、大舞台におけるローテ入りを目指しての一戦でもあるだけに、結果を残したいところだ。
埼玉西武打線では、122打点でリーグトップに並んでいる浅村選手と山川選手に注目。打点王獲得となれば、浅村選手は2013年以来5年ぶり、山川選手は初となる。カブレラ選手、中村選手が持つ124打点の球団記録更新にも期待が集まる。北海道日本ハム打線では松本選手に注目だ。2日の試合では先頭打者弾を含む2安打を放ったが、終盤に失策を犯した。すぐさま汚名返上となるだろうか。
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