6勝目をマークした東浜については「どっしり感あった」
■福岡ソフトバンク 4-2 千葉ロッテ(2日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクは2日、本拠地ヤフオクドームで千葉ロッテに勝ち、連敗を2でストップした。投げては先発の東浜が好投。打線も福田秀平の先制弾を皮切りに、上林誠知の適時打、松田宣浩と柳田悠岐のソロ弾で着実に追加点を挙げていった。
試合後、工藤公康監督は「見てて一番いいというか、どっしり感があったし、すべてのボールを安定して投げていたと思います。連敗している中で、いいピッチングをしてくれました。今日は120球いくまでには思っていたので、あそこ(118球)で代えさせてもらいました」と6勝目をあげた東浜を高評価。
打のヒーローである福田と柳田については「福田くんは見事にストレートを打ってくれました。チームにとっても本人にとってもいいホームランになったと思います。(柳田は)目標としていた100打点、自分のホームラン記録を塗り替えたことには『おめでとう』と言いたいですね。ずっとインサイドを攻められて苦しんでいましたが、彼にとってもいいきっかけになると思います」とした。
この日欠場したグラシアルについては「ちょっと疲れているところもある。彼はまじめな人だから、走ることもトレーニングもしっかりやっている。(12連戦が)半分きたところで少し休ませるのも大事だから」と、コンディション優先の決断だったことを説明した。
「とにかく明日もファンの人たちがたくさん見に来てくれるので、しっかりとしたゲーム、勝てるゲームをしていきたい」と会見を締めた工藤監督。その後、北海道日本ハムが埼玉西武に敗れたことで福岡ソフトバンクの2位が確定。クライマックスシリーズ・ファーストステージの本拠地開催が決まった。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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