「7番・DH」でスタメン、安打は6月16日以来
■埼玉西武 2-1 北海道日本ハム(1日・札幌ドーム)
埼玉西武の松井稼頭央外野手が107日ぶりの安打を放った。優勝決定から一夜明けた1日、敵地・札幌ドームでの北海道日本ハム戦。今季限りで引退する42歳は「7番・DH」でスタメン出場すると、2回の第1打席で左翼線を破る適時打を放った。
前夜、チームメートの手で7回胴上げされた松井が、久々の快音を響かせた。2回。2死一塁で打席に立つと、2ボール2ストライクからの7球目、上沢のストレートをはじき返し、左翼線へと打球を運び、二塁打でチャンスを拡大した。
今季の5安打目は今季初となる長打。6月16日の中日戦(メットライフD)以来、107日ぶりの安打だった。この日は6回の打席で代打・メヒアを送られて、この日はお役御免。試合後は「出て良かったと思いますし、長打と言っていいのかはわからないですけど……。打席に立てて、試合勘だったり、そういう中で1本出たのは良かった」と振り返った。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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